ここ最近仕事やプライベートで使用するキーボードを色々と探していたのですが、たまたまイベントの帰りに寄ったヨドバシで「Lofree Flow」というキーボードの打鍵感がとても好みで衝動買いしてしまいました。
そこから約1ヶ月ほど利用し、衝動で購入した後のワクワク感もだいぶ落ち着いてきたので感想を残しておこうと思います。
イベントの帰りに新しいキーボード生やした。 pic.twitter.com/PaEcSldLQn
— mana (@mana_dotsync) July 25, 2025
よかった点
打鍵感がとても良い
衝動買いした理由でもあるのですが、とにかくこのキーボードの打鍵感が自分に好みでした。巷での人気は白色のモデルのキーに使われているリニアスイッチみたいですが、個人的にはグレーで使われているタクタイルスイッチがとても自分の好みの打鍵感で、非常に滑らかながで、心地よい打鍵音とも合わせてしっかりと入力した感触がありとても気に入っています。流石に物音ひとつしないほどの静かな部屋であれば使うのは少し憚られるかなと思いますが、色々な人が会話しているような職場であれば問題なく使用できる音量かと思います。
キーの触り心地がいい
キーの表面の触り心地もすごくいいです。多くのキーボードのキーキャップではABS樹脂というプラスチックが使われているのですが、このキーボードではPBTというプラスチックでキーキャップが作られており、そのおかげもあってか表面が形容し難いちょうどいいツルツル感で触っていて非常に気持ちがいいです。キーの打鍵感と触り心地の良さでこのような打ちやすい体験につながっているのかなと思いました。
サイズ感がちょうどいい
自分は色々な技術系のイベントに参加したり、そもそも旅行やドライブが趣味ということもあり色々なところに出かける機会があるため、必然的にキーボードも持ち運ぶ機会が多くなります。なので最初アルミボディで重量があるので持ち運びにくいのかなと思っていたのですが、思っていたよりかは軽く、またちょうどいいサイズ感で非常に持ち運びしやすいため、イベントや旅行などに結構持ち運んでいます。 また自分の使い方としてMacbook Pro14インチのキーボードの上に、Lofreeのキーボードを乗せて普段使用しています。(これを尊師スタイルとネットではいうらしいです)一般的にはそれをやるためのアクセサリーを使ってやるらしいのですが、このLofreeであればアクセサリーなしでもこの使用方法で使うことができるので、そういったサイズ感も気に入っています。ただし画面の下が隠れない位置かつ、Macbookの上のキーを押さない位置というのが結構シビアな位置なので、キーボードを置くときはちょっと気をつけないといけないです。(ちょうど右上のキーボードの足が、Macbookの電源ボタンと被るため)
Bluetoothは評判ほど遅くない
勢いで購入する前に5分くらいAmazonで口コミなどを確認していたのですが、その際に「Bluetoothの接続が遅く、特にスリープ復帰だと10秒くらい待たされる」というレビューを見ましたが、自分の環境では今のところそこまで待つことはないので思ったほど遅くないというのが感想です。
とはいえ特に爆速というわけでもなく、数秒は待つことは待つのですが個人的には一般的な速度ではないかなと思っています。(というよりもスリープ時に最後につながっていた端末との相性にも結構よりそう)
微妙なところ
キーボードのバックライトがほぼ無意味
キーキャップが光を通しにくいPBTで作られているので仕方がない部分ではあるのですが、キーボードのバックライトの光が表面に印刷されている文字にはほぼ透過されないので、暗い場所だとキー表面の印字が見えないです。基本的な文字の位置だったりよく使う記号についてはキーの位置を把握しているのである程度打鍵できるのですが、あまり使用しない記号を使うようなケース(例えばMarkdownで打ち消し線を描きたいとなった場合など)で探さないとわからないというケースではちょっと探しにくいです。
今のキーボードの設定がよくわからない
このキーボード自体、Bluetooth接続で3台まで接続を切り替えれる機能と、WindowsとMac向けにそれぞれキーを切り替えれる設定があるのですが、その状況を外部から確認するためのインジケータがありません。なので自分のように自宅や職場かつMacとWindowsが混在するような状況だと、わからないからとりあえず設定変更するキーを押しておく感じになるのが少し不便だなと思います。自宅と職場で一台ずつ持てば解決するけどそういう話じゃない
今ちょっと入手性が悪い
そもそもこのキーボードの新型がもうすく発売になるみたいです。その影響もあってか自分が購入する際には、Amazonでも自分の買った色の在庫がなかったり、店舗によっては取り寄せ扱いになっていたりと入手性がやや悪くなっている感じです。一応Lofreeの公式サイトでは普通に購入できて国内代理店のサイトだと入荷次第発送となっているので、生産終了したのではなく国内在庫が少なくなっているだけなのかなとは思っていますが、V2の存在もあるので入手できなくなる前にもう一台購入しておこうかなと思いました。
(ちなみにV2については横幅が大きくなったのと、キースイッチ自体が変わったらしく試打してみないとなんとも言えないので現時点では購入予定はないです)
総評
ということで1週間利用してみた感想を書きましたが、総評としては非常に気に入っています。買ってから気づいたのですが、キー入力のカスタマイズができないことや、角度調整できないことを不満に挙げられている方が結構いるみたいですが、自分のように特にキー入力をソフトウェアで変更しない・角度については気にならない(そもそもMabcook角度調整できないので…)という人にとっては非常にいい選択肢なのかなと思います。